王監督の退任発表を受け、長嶋茂雄・元巨人監督は巨人球団を通じてコメントを発表した。
ホークスで14年間指揮を執り続けたことに「本当にお疲れさまでした」とねぎらい、現在のパ・リーグが人気面でもセ・リーグに肩を並べるほどになったことに「王監督の努力があったからこそと思います」と感想を述べた。さらに、2人のいい思い出として2000年の日本シリーズで対決したことを挙げた。
現場の激務を知り尽くしているだけに、最後には「しばらくはゆっくりしてください」と体調面を思いやった。
現役時代から長くライバル関係にあった楽天の野村克也監督は「残念だね」と突然の退任を惜しんだ。通算本塁打数は王監督が1位で野村監督が2位。「おれの価値を落とした男だ。彼がいなければおれが一番なのに」と冗談めかしながら、業績の大きさをたたえた。
長嶋元巨人監督に続き、対抗意識を燃やした「ON」が、ともに自分自身よりも早くグラウンドを去ることになった。「王、長嶋といえば何十年もプロ野球を支えてきた両雄。その王がユニホームを脱ぐのは寂しいし、大変な損失だ」としんみりしていた。