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日本ハム移籍の二岡「家族と札幌行きます」

2008.11.15 05:09
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日本ハム移籍の二岡「家族と札幌行きます」
日本ハムの移籍会見を終え、神妙な顔つきで記者会見場を離れる二岡(撮影・財満朝則)【フォト】

 巨人の二岡智宏内野手(32)と林昌範投手(25)、日本ハムのマイケル中村投手(32)と工藤隆人外野手(27)の2対2の交換トレードが14日、両球団から発表された。東京・大手町の巨人球団本部での退団会見後、都内のホテルで日本ハムの会見に臨んだ二岡は、「ゼロからのスタート。居場所を見つけられるようにしたい」と新天地での復活を誓った。

 午後6時。巨人の球団本部で行われた退団会見から4時間後、グレーのスーツにシルバーのネクタイ姿の二岡は、都内のホテルで日本ハムの移籍会見の席についていた。くしくも同期入団の上原がFA宣言したこの日、神妙な表情で来季の定位置奪取を宣言した。

 「日本ハムでは実績がないので、ゼロからのスタート。居場所を見つけられるようにしたい。来季は自分のスタイルで野球をやりたいです」

 二岡は今季、先発出場した3・28開幕戦(対ヤクルト)で右ふくらはぎを痛めて戦線離脱。7月に1軍復帰したが、9月に右足首をねんざ。その間に19歳の坂本に正遊撃手の座を奪われ、プロ10年目で最少の31試合の出場にとどまった。

 2軍調整中だった7月にはタレント、山本モナ(32)との不倫騒動が報じられ、球団のイメージを損なったことも異例の選手会長放出の一因とみられる。だが、梨田監督は通算157本塁打の実績を持つバットに期待を寄せる。

 指揮官は秋季キャンプが行われている沖縄・名護で「『二岡さん、さあどうぞ』というわけではない」とレギュラーを確約しなかったが、二岡に遊撃と三塁を守らせ、チーム内の競争をあおる方針を明かした。打順は5、6番を任せる構想を持ち、「走者をかえす人だと思っている。勝負強さとしぶとさがある」とその打力を買っている。

 今季のチーム打率.255はリーグ最低で82本塁打、533得点は12球団ワースト。二岡の加入で得点力不足という最大の悩みを解決できる。患部の状態はすでに回復しており、来季のプレーに支障はない。

 「1本でも多くヒットを打ちたいし、1本でも多くホームランを打ちたい。ジャイアンツ時代はショートにこだわりがあったが、今は言える立場にありません。どこでも守るつもりです」

 単身赴任はせず、「家族で行くことを考えています」。夫人の千春さん(34)と昨年6月に誕生した長男を連れて札幌に移る二岡。今年味わった苦難を糧に、新天地で再びスポットライトを浴びる。(吉村大佑)


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