プロ23年目を迎える楽天・山崎武司内野手(40)が6日、中部国際空港から成田経由で自主トレ先のハワイに出発した。今季が2年契約の2年目となる“オヤジの星”は、目標を30本塁打、100打点に設定。文句ナシの成績で、今オフに再び複数年契約を勝ち取ることを誓った。
カブスの福留ら中日時代の同僚と恒例のハワイ自主トレに出発した山崎武が、本格始動を前に野望を口にした。
「数字的な目標も確かにあるけど…。自分から言えるような成績で複数年契約を取ってやる!」
07年に本塁打、打点の2冠を獲得し、2年契約を締結。41歳を迎える今オフにその契約が切れるが、再び複数年契約を勝ち取ることが究極の目標だ。そのために「40本なら余裕かな。30本、100打点はいきたい」と26本塁打、80打点だった昨季を上回る成績をノルマにかかげた。
実は、山崎にここまで言わせたのは、ある選手の存在があったから。
笑いながらも「正直いってムッとした」と名前をあげたのは、同僚の岩隈だ。自身は2冠でも年俸1億8000万円の2年契約だったが、投手3冠の活躍で3年総額11億円の契約を結んだことに「今後も期待される選手と終わりかけの選手との差だろうけど…」とひとクサリ。
さらにもうひとり。自分よりも3歳年上で、親交が深い中日・山本昌が2年契約を結んだことも発奮材料となった。
「岩隈の契約を見ると、球団も本気だなと感じる。いい加減にAクラスに入らないといけないし、あとは選手が結果を出すだけ」
17日までのハワイ自主トレでは、現在106キロの体重を90キロ台まで絞り、しっかりとした土台作りを徹底する。まだまだ輝きは失わない中年の星が、個人もチームも勝負の09年に臨む。(越智健一)