世界の王が「特命会長」になる!? ソフトバンク・王貞治会長(68)が6日、福岡市内のヤフードームで行われた球団の仕事始めに出席し、「苦情処理係」の兼任を宣言した。秋山幸二監督(46)に野球に集中してもらうため、1日付で会長に就任したが、トラブルを秘密裏に解決する人気ドラマ「特命係長 只野仁」ばりにチームを水面下で支える。
ユニホームから背広に着替えた『世界の王』が、ビックリ仰天の年頭あいさつだ。
「会長は重責? 私は苦情処理係というか、そっちに専念しますよ。とにかく秋山監督がやりやすいようにね。現場が野球に専念できる環境づくりをしたい」
王会長は裏方に徹することを宣言。肩書こそ会長だが、トラブルを秘密裏に解決する「特命係長 只野仁(高橋克典)」のように動くという。
昨季までチームを14年間率いた王会長は、現場の事情を誰よりも熟知している。新任の秋山監督にとって、これほど心強い味方はいない。会長職に就いたことで、球団への発言力も増す。チームの隅々まで見渡し、選手、裏方さんから気になる問題点を吸い上げるつもりだ。
もっとも顔が知れわたっており、ドラマの只野係長のように極秘で任務を遂行するのは無理だが…。ソフトバンクは“特命会長”が苦情をすみやかに処理して、V奪回を目指す。