【聞いてえな】昨年より勝ちたい気持ち強い

2008.10.15 05:01

 (甲子園新室内練習場の喫煙スペースで)

 ――坂井オーナーと話してスッキリ?

 岡田監督 「スッキリというか、(シーズンが終われば)どういう形でも、(恒例の)オーナー報告というか」

 ――慰留があった?

 「『あと2、3年(やってほしい)』と。(オーナーも)ムチャなこというな(笑)」

 ――辞意は分かってもらえたか

 「うん。別にそんな優柔不断に変えることじゃ、ないからな」

 ――最後は『ご苦労さま』と別れた

 「ケンカして(辞める)というわけじゃないし。(南球団)社長もおって、いろいろ話した。辞めることについては、そんなに長々と話していない」

 ――いろいろというと今後の話か

 「(チームの)現状とか、ファームとか、そんな話をな。一番、分かっているのは俺だし。来年、(チームが)いい方向にいかないといけないし。シーズンが終わったら、いつもする話。こうせなアカンとか、そういう話。勝った負けたでこうなった(辞任した)だけでコーチの入れ替えとか、編成とかドラフトとか、毎年する話をした。優勝したら来年も(監督を)するつもりだったし、ずっと考えていたこと。責任を取っただけやし、(自分が辞めるまでに)時間もないし」

 ――何が必要という話だったのか

 「オーナーにもいうたよ。外国人、補強部分、当然出るわ。1時間くらい話したかな」

 ――後任監督の話もしたのか

 「どうなるか(分からんけど)。(内部昇格の場合は)コーチの評価から(後任は)出てくるもんやし。俺は(チーム)内部のことしか分からんから、参考意見はいったよ」

 ――守りの野球を継いでくれる人がいい

 「外国人、FA(の獲得選手)が来たら(阪神の)野球が変えられるけど、そう簡単には変わらんよ。ファームの選手はそういう方向性(守りの野球)でやっているし。来年、ボーンと打ち勝つのは無理。(そういう)チームのメンバーやからな。監督が『こんな野球がしたい』というてパッと入ってきても、パッとはできん。こんな戦力やから。それ(チームの方向性)で監督も決めたらいいと思う」

 ――そういう視点からコーチの評価をオーナーに報告した

 「1人ずつはいうてないけど、ある程度はな。(一、二軍コーチ陣の)入れ替えも考えていたし、それをいうただけ。(考えていたから)そういう話がいえる。来季の構想を話したわけや」

 ――自分を支えてくれたコーチの中から後任(監督)をやってほしい?

 「誰がやるんか分からんけど、それはその人の気持ちもあるから(言及しない)」

 ――何らかの形で球団に残ってほしいという話は

 「それはない」

 ――クライマックスシリーズに向けて

 「シーズン中は全然考えていなかった話。(春季キャンプが始まる前日の)1月31日に、みんなに『CSは関係ない。シーズンを勝とう』といったから。CS(の制度)には賛成じゃないが、選手は悔しいと思っている。それをもう一度、ぶつける場所があるから。やるしかないよ」

 ――技術より気持ちが大切

 「そう、ここまできたら気持ちよ。13(ゲーム)差がひっくりかえったことが頭にあったら、できん。あれはもう終わったこと。思い切ってできるから」

 ――失うものはない?

 「今でも失うものはないよ。でも、チャンスはある。昨年より今年の方が(CSを勝ちたい)気持ちは強い。どういう結果になろうとも、昨年とは問題にならないくらい強いよ。昨年はけが人が多くて、第1ステージの3人目のピッチャーがいなかった。今年も多少はけが人がいるけど、『もう1回やったろう』という戦力だから」

 ――第1ステージは2けた勝っている投手2人を投入するのか

 「そや、ええピッチャーからいかんとな」

 ――最後の3試合、今岡をスタメンから外し、鳥谷を5番に入れた。打線も調子のいい者から使うのか

 「(相手投手の)右とか左とかで分からんけどな。短期決戦だし、この4日間の調整で調子を上げてな。もうそれしかないんやから。調子ええもんからいくよ」

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