西武は14日、宮崎・南郷町でのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージに向けた合宿を打ち上げた。前日13日には大久保博元打撃コーチ(41)とヒラム・ボカチカ外野手(32)がつかみ合い寸前になる不穏なムード。両者は15日に都内で食事会を開き、17日からの大一番に備えることになった。
宮崎・南郷町は朝から雨に見舞われた。雨降って地固まる? やっぱり1日では無理? 前日13日につかみ合い寸前となった大久保打撃コーチとボカチカは、15日にようやく和解に向けての一歩を踏み出すことになった。
「あした(15日)、ボカ(チカ)とメシを食ってじっくり話したい。お互いフラストレーションがたまっているだろうけど、ためたままはよくないと思うんだ」
大久保コーチが“手打ち”の食事会をセッティングしたことを明かした。決戦を17日に控え、このままでは遺恨を残しかねない。休養日を利用して急きょ時間をつくることになったのだ。
合宿最終日のこの日も2人には“行き違い”があった。早朝練習で打ち込みをするはずのボカチカが、一部メニューをウエートトレーニングに変更。大久保コーチはボカチカの目の前で、通訳に「(メニューを)変えるのはかまわないが、おれにも連絡をしっかりしてくれ」と要請した。
「(大久保)コーチと食事をする。(騒動で)少し疲れたけど、これでOKだよ」とボカチカ。一夜明けて冷静さを取り戻し、この日の練習前にはナインに「今回はみんなに迷惑をかけてしまい申し訳ない」と謝罪した。4年ぶりの日本シリーズ出場へ、仲間割れしている時間はない。(高橋潤平)