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粟生隆寛、新戦法で王座獲りだ/BOX

2008.10.8 05:00
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粟生隆寛、新戦法で王座獲りだ/BOX
打って出る! アウトボクサーの粟生(左)が果敢な打撃戦をみせた(撮影・川田尚市)【フォト】

 プロボクシングのダブル世界戦の1カードで、世界初挑戦するアマチュア史上初の高校6冠王、粟生(あおう)隆寛(24)が7日、都内の帝拳ジムでスパーリングを公開した。得意のアウトボクシングは封印し、接近戦での打ち合いを披露。24日にWBA世界フェザー級王座に挑戦する榎洋行(29)=角海老宝石=から要求された、統一戦プランも快諾した。

 下がらない。回らない。距離を詰め、粟生が正面から打ち合った。フットワークで相手と一定の距離をキープするスタイルを捨て、「相手が前へ出てきたら、迎え打つ。対応できる準備もしてきた」とニュー粟生もアピールした。

 減量もリミット(57.1キロ)まであと1.5キロ。元WBC世界Sライト級王者で、帝拳プロモーション・浜田剛史社長(47)も「王者はガンガン攻めてくる。こっちも最初から全力で攻めさせる」と新戦法に自信をみせた。

 王座奪取後の野望も、闘志をかきたてる。4月に日本フェザー級王座を保持していた粟生と、東洋太平洋同級王者だった榎が、両王座をかけて対戦。引き分け決着に終わった。24日にWBA世界同級王座に挑戦する榎が王座を獲れば、今度は世界王座の統一戦として再戦する構想もある。すでに、榎は「次は勝ちたい」と再戦を要求しており、粟生も「ボクシング界を盛り上げるため、決着をつけたい」と異存はない。先の先を見据えて、夢舞台に立つ。(川田尚市)

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