『地の利』を存分に生かした茂木が首位発進した。
快進撃は3番で3メートルを沈めて始まった。9番ではカラーから14メートルをねじ込み、12番のティーショット(11W)はピン1メートルにつけた。「難しいピン位置でしたけど、打っていけないところは分かっています。ショットもパットも良かった」。
コースから車で約30分の群馬県みどり市(旧・新田郡笠懸町)に実家がある関係で、03年から赤城CCに所属。年間20ラウンド以上をプレーする。00年大会で塩谷育代のキャディーを務め、プロになる決意を固めたこともあって、最も勝ちたいトーナメントだ。
その分、重圧も強いが、幼なじみの友人が気持ちを楽にしてくれた。「みんな(茂木の)いい成績よりもコースに立ち向かっていく姿を見たいんだよ」。
今季初勝利を挙げた7月の『ベルーナレディス』も群馬開催(小幡郷GC)だった。「苦しさとプレッシャーを味わいながらプレーしたい」。持ち前の勝負強さで、所属コース優勝へひた走る。(片倉尚文)