P&Gアーカンソー選手権最終日(6日=日本時間7日、米アーカンソー州、ピナクルCC=6238ヤード、パー72)日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと最終ラウンドを行った。6位で最終ラウンドに臨んだ宮里藍(23)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーで今季自己ベストの4位に入った。上田桃子(22)は通算4アンダーの43位。李宣和(22)=韓国=が通算15アンダーでツアー通算4勝目を挙げた。
残念−。チャンスは十分にあった。藍が唇をかんだ。
「率直に悔しいです。でも、最後まで目の前の1打に集中できて、今まで以上に自分のプレーができたと思います」
悲願の米ツアー優勝が手の届く位置にあった。首位に3打差の6位でスタートした最終ラウンドは1、2番と連続バーディー。折り返したインでも13、14番と連続バーディーを奪って通算13アンダー。この時点で首位に1打差と詰め寄った。しかし…。
迎えた17番。ピン左5メートルのバーディーパットを打ち切れずにパー。18番(パー5)でもグリーン手前13ヤードからのアプローチがピンに当たったが、バーディーを逃した。
「今週の自己採点は90点をつけたい。優勝は確実に近づいています」
この大会は3ラウンドすべて60台をマークした。目標に掲げていた「毎日、最低でも4アンダー」を達成して今季自己ベストの4位。昨シーズン後半から続いていたスランプに終止符を打った。
完全復調は、ショットにも表れていた。以前から練習で取り組んできたフェードボールを、2週前の「ウェグマンズLPGA」から実戦で打ち始めた。この大会中も随所で披露している。
「いい感触です。心地よいプレッシャーの中で、チャンスを作っていくのが、すごく楽しかった。今のいいイメージでいきたい」
今週はカリフォルニア州の自宅で休養。来週の「LPGAステートファーム・クラシック」(17〜20日、米イリノイ州パンサークリークCC)から今季女子メジャー最終戦「全英女子オープン」(31日〜8月3日、英国・サニングデールGC)までの3連戦で再び『悲願』に挑む。