女子ゴルフの今季第30戦「SANKYOレディース」が10日から3日間、群馬・赤城CC(6453ヤード、パー72)で行われる。現在賞金ランク4位の古閑美保(26)は9日、前週の「日本女子オープン」後に師匠の清元登子プロ(69)から一喝されたことを告白。気持ちも新たに、賞金女王を目指す。
師匠の叱咤(しった)激励で目が覚めた。逆転賞金女王へ、古閑が再び走り出す。
「月曜の朝一番に(清元)先生から電話で“ゴルフをやめろ、なめているのか”といわれて…。最後までやらせてください、と答えました」
師匠の逆鱗に触れたのは、22位で迎えた前週の「日本女子オープン」最終日のプレーだった。上位進出を期して臨んだが、「78」をたたき結局、39位でフィニッシュ。練習日からマンツーマンで指導した清元プロにとって、真価が問われる最終日でスコアを崩したことが不満だったようだ。それだけに翌6日、異例の早朝からのお説教に。
「状態はいいのに、がっつきすぎているのかもしれない。勝負どころの大事なパットを外したり、流れをつかめない」
とはいえ、賞金ランクトップを走る李知姫(韓国)との差は、まだ約2500万円差。残り8試合で、スパートをかければ逆転可能な位置にいる。師匠の言葉を胸に心機一転、今大会から再スタート。「先週よりもいい。とりあえずベスト10に入りたいです」。控えめな言葉の中に、意欲があふれていた。(片倉尚文)