イーグル遼、633ヤード征服/国内男子

2008.10.12 05:03

 キヤノン・オープン第3日(11日、神奈川・戸塚CC西=7167ヤード、パー72)最長ホールでイーグル奪取! 注目の石川遼(17)=パナソニック=が16番(633ヤード、パー5)でイーグルを奪うなど、68をマークして通算5アンダー。前日の35位から16位に順位を上げた。今季2勝目を目指す藤田寛之(39)が通算12アンダーの単独首位に立ち、2打差の2位に宮里優作(28)が続いている。

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 遼クンが5000人のギャラリーを魅了した。

 舞台はツアー最長ホールの16番(633ヤード、パー5)。残り66ヤードの第3打(SW)だった。柔らかい放物線を描いた打球はピン手前にバウンド後、カップに吸い込まれた。イーグル!

 大歓声が沸き起こった。第3打地点からは打ち上げで、カップインの瞬間が見えなかった遼クンだが、両手を突き上げてガッツポーズ。

 「カップに入れる気持ちで突っ込みました。(キャディーの)加藤さんの反応で(イーグルだと)分かりました」

 633ヤード。飛ばし屋揃いの男子プロでも、難攻不落のホールだ。大会3日間、のべ281人がプレーしているが「2オン成功」は1人もいない。

 遼クンもミスショットをしていた。グリーンエッジまで332ヤードの第2打を『直ドラ』で挑んだが、ダフってしまい、打球はグリーン左手前66ヤード。そして、第3打が起死回生のカップイン。しかも、イーグル賞100万円がかかっていた。

 ミラクルショットの裏には、積み重ねてきたアプローチ練習がある。砲台グリーンが多い戸塚CC攻略に、練習ラウンドで50ヤードの距離を繰り返した。腕だけでなく、体全体で打つことを反復した成果だった。

 「最終日は1つでもいい順位で上がりたい気持ちが強くなります」

 順位を16位に上げて臨む最終日。首位との7打差は厳しいが、トップ10は十分に狙える。そして、もう1度、16番で『2オン』に挑む。(稲垣博昭)

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