大きな収穫!遼クンに片山の教え/国内男子

2008.10.14 05:05

 片山に心構えを教わった! 今週の「日本オープン」(16〜19日、福岡・古賀GC=6797ヤード、パー71)に出場する石川遼(17)=パナソニック=が13日、会場入りして片山晋呉(35)と9ホールの練習を行った。初出場だった昨年大会は1打及ばず予選落ち。今回はリベンジを期して難コースに挑む。

 大きな収穫を得た。正午すぎ。遼クンが1番ティーへ向かいかけたとき、05年大会の優勝者、片山が声をかけてくれた。「一緒にやろうか?」。もちろん、断るはずがない。

 「緊張しました。自分を見失わないよう気をつけました。ドライバーショットが安定していたから、ひと安心です」

 片山と同組でプレーするのは昨年11月の日本シリーズ第2日以来、練習では初めてだ。永久シード(ツアー通算25勝)に王手をかけている先輩に導かれ、イン9ホールを確かめるように回った。

 難コース攻略の『心構え』も伝授された。なかでも片山が強調したのは、パー4で最長の14番(467ヤード)だ。「このホールのボギーは仕方がない。4日間ともパーは無理だから、19(3オーバー)でいいんだよ」。4ラウンドで3ボギーまでは許容範囲という教えに、遼クンは大きくうなずいた。

 「この大会はどれだけスコアを伸ばすかではなく、誰がいちばん耐えられるか…だと教わりました。1つのボギーで気持ちが折れていたら、2日間も持たない。勉強になりました」

 狭いフェアウエー、深いラフ、小さくて速いグリーンという“三重苦”も体感した。「自分のスタイルを貫きたい」と第1打にドライバーを手放さなかったが「精神のコントロールを大事にしたいです」と先輩の助言を胸に刻んだ。

 アマチュアとして出場した昨年、1打及ばず予選落ちした国内最高峰の大会。ことしは成長した姿を見せつける。(臼杵孝志)

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