白毛馬初の重賞ウイナーで、クイーンS(17日、札幌、GIII、芝1800メートル)への出走が決まったユキチャン(美・後藤、牝3)が9日、札幌競馬場のダートコースで追い切られた。
僚馬デュークレジェンド(せ3未勝利)を大きく先導する形でスタート。直線で馬体が合うと、鋭い反応を見せ貫禄の1馬身先着を果たした。4ハロン56秒0−39秒6−12秒3(馬なり)と終いの伸びは上々だ。「当初は日曜(10日)に追う予定でしたが、水曜(13日)の最終追いまでゆとりを持つために土曜追いにしました。直線で後ろの馬が来たらビュンと反応してくれたし、ひと追いごとに動きが良くなっていますね」と佐藤調教助手は手応え十分の口ぶりだ。
交流GII関東オークスを勝った後、ジャパンダートダービーはじんましんで競走除外となったが、佐藤助手は「もう影響はありません。札幌に来て凄くカイ食いがいいんです。涼しい気候がいいんでしょうね」と不安を打ち消し、「切れる脚がない分、開幕週の馬場がどうかとは思いますが、力の要る札幌なら…」と続けた。芝重賞はサンスポ賞フローラSで7着に敗れたが、52キロなら巻き返しがあっていい。ユキチャンは藤田騎手との新コンビで、芝・ダート重賞Vという快挙を目指す。