出走馬は7頭。カジノドライヴは新コンビとなるV・エスピノーザ騎手を背に、1.4倍の1番人気に支持されての出走。スローペースの3番手に位置し、直線で抜け出して4番人気ダコタフォーンの追撃を3/4馬身抑え、1分42秒14(良)で3戦全勝とした。
相手は上位馬を含めローカル競馬場で走っている馬が目立ち、負担重量も他6頭より4ポンド(約1.8キロ)軽い116ポンド(約52.6キロ)と恵まれた。それでも着差以上に余裕ある内容で、約5カ月ぶりのレースという不利を克服、ダートとは微妙に異なる初のオールウェザートラックにもスムーズに対応した。藤沢和調教師も「抜け出して遊ぶところを見せていたが、馬なりで直線に向いてきたし、内容は良かった」と合格点を与え、エスピノーザ騎手は「直線で1度だけ気合をつけたが、それだけで素晴らしさを確認できた」と最大級に評価した。
2月23日の京都での新馬戦を圧勝し、5月10日の米GIIピーターパンSも楽勝。6月7日の3冠最終戦・GIベルモントSでは左後脚ザ石のため出走を取り消し、06年ジャジル、07年ラッグストゥリッチーズに次ぐ兄姉3連覇は成らなかったが、上2頭が出走さえ叶わなかった世界最高峰レース・ブリーダーズCクラシック(25日、サンタアニタ、GI、AW2000メートル)制覇の期待がふくらむ勝利になった。