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【全日本選手権】丸岡、秋晴れ日本一! (2/2ページ)

2008.10.14 05:00
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【全日本選手権】丸岡、秋晴れ日本一!
またひとつ“銀河系”に現れた新しい星・丸岡。ウイニングランでVの歓喜を爆発させた【フォト】

 逃げる丸岡と、外からツケマイ連発でリードを許さない瓜生が演じた、1分45秒5のドラマ。MB記念(若松)の松井Vs今垣を超えるような死闘の結末は、最後の最後までもつれた。ゴールで前にいたのは、瓜生の渾身の差しを振り切った丸岡。「信じられない。エンジンは最高の状態でした。ガッツポーズもやろうと思ってたけど、できなかった」。激闘を制して引き揚げてきたニューヒーローは、いつもの落ち着いた声を取り戻していた。

 田村隆信(徳島)、湯川浩司(大阪)、井口佳典(三重)に続き、『銀河系軍団』85期で4人目となるSG制覇。昨年のオーシャンC(桐生)では、得点率トップタイで準優に進みながら、痛恨のフライングもあった。デビュー9年目。GI優勝を飛び越え、SG初優出での戴冠に「思ったより早く獲れたかな」と振り返る。尊敬する兄貴分・太田和美(奈良)には「焦るなよ。焦らんかったらいつでも獲れる、と言われていた」という丸岡。年初には「内緒」と答えなかった今年の目標を改めて聞かれると、「ずっとダービーに出たいと思っていた」と明かした。「ダービーで優勝して、賞金王へ行く。それしかないと思っていた」。賞金を7087万7000円とし、順位も7位にジャンプアップ。まさに描いていた夢が、現実となった。「得点もトップにならないような点(7.60)だったし、今節は流れがすごかった」。準優のコンマ01にひるむことなく、この日はコンマ14のトップスタート。獲るべき人が、そのチャンスを逃さなかった、というべきだろう。

 「同期も遠回しに優しくて心強かった」と照れ笑いを浮かべる丸岡。「先輩もすごい人たちばかりで、恵まれました」と周囲への感謝も忘れない。「『これからどうなるのか、丸岡正典』って感じ。本当に、ここからだと思う」。銀河系にまたひとつ、大きな光が輝き始めた。(高山直樹)


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