今年の秋華賞はオークス出走馬18頭のうち13頭が参戦。紫苑Sを快勝したモエレカトリーナが故障でリタイアし、春の既成勢力がスライドする形となった。しかし、オークスはV馬トールポピーの斜行で物議を醸したレース。全馬が力通り走ったとは言い難く、力量差を読み解くために、レースを検証する。
1着のトールポピーに騎乗した池添謙一騎手には継続的で修正動作がない内斜行だったため、2日間の騎乗停止の判定を下されたが、トールポピーは「4頭、個々の馬に関しての被害を見た場合、着順を変更するに至らない」と裁決が判断したため、1着で確定となった。失格・降着が伴わない騎乗停止は現行制度になってからのGIでは初めて。重賞では94年中山記念を勝ったサクラチトセオーの小島太騎手が騎乗停止になった例がある。また11日の大原Sではトウカイルナの四位洋文騎手が同様に1着確定で騎乗停止(2日間)となった。