関西大大学院の宮本勝浩教授は7日、競走馬では珍しい白毛馬のユキチャンが順調に勝ち進んで人気が盛り上がった場合、来年末までに最大で約94億円の経済波及効果があるとの試算結果を発表した。
宮本教授は、ユキチャンの名前がファンに浸透するにつれて、競馬場への入場者数が急上昇の傾向にあると分析。今後、秋華賞やジャパンカップダートなどのGIレースに出場すると仮定した場合、来年までの売上金増加や入場者数増による消費増など直接的な効果は43億円近くになると試算した。
また、競馬場での消費増に伴う食品会社など企業の売り上げ増や、競馬関係者の所得増加によるものなど間接的な効果も約52億円近く見込めるとしている。3歳牝馬のユキチャンは6月18日に川崎競馬場で行われた関東オークス(GII)を制覇。9日には大井競馬場でのジャパンダートダービー(GI)に出場する予定。
宮本教授はこれまでプロ野球阪神が優勝した場合の経済波及効果などを発表している。