マリナーズ−アスレチックス(27日・シアトル)シーズンは残り1試合。イチローが決意を語った。「もう、振り続けるしかない」。張本氏の3085安打まであと4本。メジャーでの1279試合で4安打以上は37回。単純計算で2・9%にも満たない確率だが「もちろん狙いにいく」とはっきり言った。
最後の最後まで重圧がかかる。「本当は解放されたい。ただ、もうちょっと早くやっておけば解放されていただろうし、厳しく言えば、それができていなかったということ。できればもっとレベルの高いところで解放されていたかったというのが本音です。ただ、可能性のない解放よりはいい」。この複雑な思いこそが、今のイチローの置かれている立場をよく表している。
シーズン最多安打を争うペドロイア(レッドソックス)とは211安打で並ぶ。ライバルは28日のダブルヘッダーの1試合だけに出場することが予想される。そうなれば条件は同じだ。「動かない数字(3085安打)よりもペドロイア(との争い)の方が面白いかな」。この結末はいかに−。(共同)