【イチロートーク】「正直しんどかった」

2008.9.19 05:20

 −−達成した感想は

 「正直、メチャクチャしんどかった。あと20本前後というところで周りの人から『もう少しだね』と言われるのにムカついたが、達成できてよかった。190本になってからは割とノーマルな状態だった。できると思ったのは、きょうの2本目。できなかったら日本に帰りたくない。それは恐怖。8年という数字から生まれた恐怖だった。(プレッシャーは)昨年はクリアしたが、今年のものはまた別。なんとしても外せない年だった。今年越えたのは大きい」

 −−内野安打で到達

 「何となくバットが出た。体が安打にできると感じたからだと思う。(200安打目は)内野安打以外と思っていたし、あの瞬間はアウトにしてくれないかなと思った」

 −−ウイリー・キーラーに並んだ

 「100年以上前の人と僕がつながるのがうれしい。そこに夢がありますね」

 −−過去を振り返ると3年ごとに苦しいシーズンがある

 「それはなぜか分からない。ただ、去年の技術的な前進はさておいて、今年は精神的に間違いなく苦しくなると思っていた。残り10試合であと1本に早くもっていきたかった。そうすれば、どこかバットの変なところに当たっても1本くらいはヒットになると…」

 −−達成の瞬間、グッとくるものは

 「いや、それがないのが僕。それがあると、多分8年続けてやっていないでしょう」

 −−8年も続いた

 「5年やったとき、“まだ8年やった人がいるのか”と思ったが、結局そこに来てしまった。結果的にシーズンで200本打つ選手はいますが、それを(最初から)具体的にイメージできるのは(5年連続200安打のレンジャーズの)ヤングと僕しかいないと思っている」

 −−記録へ向け、どう自身を保ってきたか

 「試合後クラブハウスから早く出ていくことかな。(低迷する)チーム状況では重要だった。マイナスの空気というのは、どうしても皮膚から入ってくる。これまでよりもっと、クラブハウスの中では僕の世界をつくり上げていたと思う」

 −−次の目標は張本さん(3085本)超えか

 「やりたいし、やるつもり。(残り11試合で)毎試合1本ずつ打ったとして、そのうちの5試合で2本以上ということ。簡単ではないが、十分に可能性はある。年の初めの目標だったし、次の段階は(メジャー1800安打の)208本だけど、段階を踏んでやっていきたい」

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