【カンザスシティー(米ミズーリ州)18日(日本時間19日)】米大リーグ記録に並ぶ8年連続200安打の偉業から一夜明けたマリナーズのイチロー外野手(34)は、デーゲームのロイヤルズ戦に「1番・右翼」で出場。2打数1安打で途中交代した。今季201安打で打率は.314。城島健司捕手(32)は出場せず、チームは0−12で敗れた。
イチローのバットに休息はない。偉業翌日のデーゲームで連続試合安打を11に伸ばし、張本勲氏のもつプロ野球記録(3085安打)まで残り10試合で14本とした。
「次のゲームでというか、(200安打から)2打席で出たことが大きい」。三振、四球のあとの第3打席。カウント1−2から速球を左前へ運んだ。
偉業の喜びに浸ったのは数時間だった。一夜明けて目を覚ますと、余韻に浸り続けてはいられない自分に気がついた。「残酷だと思った。週に1度の試合なら、その間は気持ち良いだろうけど、時間は止まってくれないから」。そう、イチローには“次”がある。
「物理的に(残りの打席が)少ないからね。(できるだけ多くの安打を)早いところで、という感じ。(日本記録を)重く感じていたけど、最近はそうでもない。どちらかといえば軽く超えてやりたい」。これが3085安打への決意表明。再び、天才が走り始める。