【シアトル(米ワシントン州)26日(日本時間27日)】マリナーズのイチロー外野手(34)はアスレチックス戦で5打数1安打。三回にラウル・イバネス外野手(36)の中前打で生還し、200安打に続く8年連続100得点をマークした。
ベーブ・ルースとともに1920−30年代にヤンキース黄金時代を築いたルー・ゲーリッグに肩を並べた。史上2人目となる8度目の「200安打&100得点」。8年連続となると、近代野球となった1900年以降では史上初の快挙だが、「ゲーリッグ? いやあ、名前しか知らない」と屈託なく笑った。
三回二死。二塁走者のイチローはイバネスの打球を目で追うことなく、二塁から一気に本塁を駆け抜けた。「転ぶわけにはいかない。“運動会で頑張っているお父さんみたいにはならないぞ”という感じで走った」
自分で打つ安打と違い、本塁打以外の得点は後続打者次第。それだけに「やっぱりラウル(イバネス)やね。今年はほとんど(得点機に)打ってくれたんじゃない? (イバネスに)そう伝えたら、おれの打点はイチローのおかげだ、といわれた」。前日にシアトル・タイムズ紙が、チームメートから総スカンを食っていた時期もあると報じたばかりだが、この日は仲間意識を強調した。
この日の1安打で、張本勲の持つプロ野球通算最多安打(3085本)まであと5。残り2試合で一気に達成となるか。