トップリーグ第12節第1日(11日、豊田スタジアムほか)三洋電機がトヨタ自動車を27−17で破り、首位を守った。SOエリア・トゥキリが前半8分に負傷退場し、SO経験者が不在となったが、3−17の劣勢から残り10分の逆転で全勝を守った。2位の東芝が12日のサントリー戦に負けるか引き分けで三洋のリーグ戦1位が確定する。ヤマハ発動機と神戸製鋼が勝ったため、プレーオフ(マイクロソフト杯)進出4チームの残り1枠は、ヤマハか神鋼に絞られた。
司令塔不在でも、三洋電機の強さは変わらなかった。「前節もベストゲームと言ったが、この試合こそベスト。監督は大したことないが、選手はすごい」。SO不在を乗り越えて全勝を守ったフィフティーンに、飯島均監督(43)も脱帽するしかなかった。 10月の近鉄戦で膵臓(すいぞう)を痛めたブラウン、前節NEC戦で打撲した入江の両SOを欠いたこの日、先発SOトゥキリまでも開始8分に右足の肉離れで退場。FB山下の急造SOで、残り3分の逆転勝利をつかんだ。 山下は「準備はしていたが、まさか前半からとは」と大工大高(現常翔学園)2年以来のSOに苦笑い。後半は積極的な仕掛けで勝利に貢献し、勝ち点4を追加した。 12日に東芝が負ければリーグ戦1位確定だが、勝負は最終節。入江の復帰が濃厚な18日の東芝戦で、2年連続全勝1位を狙う。(吉田宏)