日本卓球界の女子エース、福原愛(19)=ANA=が14日、在学中(スポーツ科学部2年)の早大の大隈講堂で開かれた学生、OB、OGの北京五輪報告会に出席し、公の場で初めて12年ロンドン五輪に意欲を示した。年内は学業を優先させる一方で、プロツアー2試合の出場予定も決定。“本業”の卓球もやる気満々だ。
2カ月ぶりに袖を通した北京五輪の日本代表ウエア。愛ちゃんは壇上に上がると、公の場で初めて4年後のロンドン五輪への決意を口にした。
「北京五輪では自分が練習していたもの以上のことが出せました。4年後のロンドンも出たいので、一歩ずつ頑張っていきたい」
大隈講堂に集まった約150人の学生から拍手が起きた。1000人以上が駆けつけた7月の壮行会に比べて小規模ながら、学友らの激励に笑顔が広がる。北京五輪開会式では旗手の大役を務め、競技でも団体4強、単16強と健闘。胸を張って母校に凱旋(がいせん)した。
五輪後は目標を見失った時期もあったが、交流のある女子レスリングの浜口京子(ジャパンビバレッジ)が休むことなく世界選手権で奮闘する姿を見て、「刺激を受けました」。10月からは留年が危ぶまれる学業を優先し、講義に出席。その一方で12月のプロツアー2大会(ドイツ、ポーランド)の出場も決まり、ファイナル(マカオ)進出にも意欲的だ。「目の前の目標をひとつひとつクリアしたい」。つぶらな瞳に輝きが戻った。